イノイチブックス

思いがけない本との偶然の出会いを

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渋谷◯◯書店(シブヤ・マルマル・ショテン)へ行ってきた

渋谷◯◯書店の外観

渋谷◯◯書店の外観

テーマは「偏愛」

2021年10月に渋谷ヒカリエ8階にオープンした「渋谷〇〇書店」(シブヤ・マルマル・ショテン)へ行ってきました*1。同店のテーマは「偏愛」です。個人個人がそれぞれの偏愛を本を通して表現または発信できる場所です。店名の〇〇には「だれでも本屋さんになることができて、どんな偏愛のテーマでも、ジャンルでも対応できるような余白があり、可変的でありたいという想い」が込められています(参考:棚主の募集開始しました。|渋谷ヒカリエにできるシェア型の本屋さん「渋谷◯◯書店」|渋谷◯◯書店|note)。

テーマを「偏愛」にした理由は、組織や企業から個(個性)の時代に変わるなかで、「個人の『偏愛』こそが社会を前に進める原動力になる」という考えから。他人から見たら少しいびつに見える偏愛も、書店であれば多様な偏愛を共存させることが可能だという。
渋谷〇〇書店 ACROSS(アクロス)

約130の本棚(37×37×32センチ)がずらり

約130の本棚(37×37×32センチ)がずらり

同店管理人で&Co.(アンドコー)代表取締役の横石崇さんは今年で9年目を迎えた「Tokyo Work Design Week」を主宰するなど、新しい働き方について考えるイベントを企画されています。今年の11月にオンラインで開催された「ネコに学ぶ、これからの働き方。」ブックマンションの中西功さんやPLANETS編集長の宇野常寛さんなどもゲストで参加されていて、とても興味深いトークを聴くことができました。

移動式のテーブルの上にも本が並ぶ

移動式のテーブルの上にも本が並ぶ

4冊を購入

趣味趣向やテーマがバラバラな棚が同じ空間に集まっていて、棚を一つずつ吟味していく楽しさがあります。30〜40分くらいかけて店内を歩き回り、立ち読み、座り読みをして最終的に4冊を購入しました。

こちらはまちづくりや建築がテーマの棚。

渋谷まちづくり書店

渋谷まちづくり書店

こちらは黄色い推し本がテーマ。切り口が面白いですね。

渋谷イロドリ堂書店

渋谷イロドリ堂書店

同店の広さは30坪弱。イノイチブックスの3倍くらいです。白壁に沿って面出しされた色とりどりの本たちが並ぶ光景は圧巻です。

本がきれいにディスプレイされている

本がきれいにディスプレイされている

この日買った本たち。年末年始のお供。

まちの風景、鉄道、都市論、服従実験

まちの風景、鉄道、都市論、服従実験

*1:渋谷に電車で来た場合は雨に濡れずに行くことができる。