イノイチブックス

思いがけない本との偶然の出会いを

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#41 Booksねこのこね【2021年9月〜11月】

#41 Books「ねこのこね」

屋号名

Booksねこのこね

棚番号

41

店主のお名前

西村仁美(にしむらひとみ)

棚(小さな本屋)のコンセプト

主に南の島々のシャーマニズムの紹介と、参加型企画「旅する本」を通じ、コロナ禍ならではの人と人との交流の在り方を模索。

棚のコンセプトをつくるに至った経緯

奄美や沖縄のシャーマニズムを取材して本を書いたことがあり(『「ユタ」の黄金言葉(くがにくぅとぅば)』東邦出版刊)、資料として手元に比較的多く南西諸島関係の関連本を持っていることと、南西諸島での自衛隊ミサイル基地建設、沖縄・北部の辺野古(へのこ)の新基地建設や東村高江(ひがしそんたかえ)の米軍北部訓練場返還地などについて、今地元で何が起きているかを、東京方面の皆様にも知って頂き、関心をお寄せいただきたいと思ったため、まずは主に精神文化の世界から島々を知っていただこうとこのテーマを選びました。
また、「旅する本」については、ただこちらがお客さんに本を紹介する、といった言わば一方通行の関係性からもう一歩踏み込んで、お客さんにも企画に参加して頂くことで同じ発信する側に回っていただき、双方向性というのか、ごちゃまぜチャンプルーというのか、このコロナ禍であっても(リアルでは出会ったり繋がったりがし辛い状況であっても)、一緒に本を通じて「いちゃりばちょーでー」(袖触り合うも多生の縁といった意味)で、何かを作り上げていくような体験ができたら面白いかなあと思ったため。

おすすめの本

1 「1984」(ジョージ・オーウェル著/早川書房刊)

2 「『夜と霧』ビクトール・フランクルの言葉」(諸富祥彦著/コスモス・ライブラリー刊)

3 「腰痛放浪記 椅子がこわい」(夏樹静子著/文藝春秋刊)

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